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【レポート】延岡水郷やな―鮎やな―(2022)

レポート

11月30日に鮎やなに行ってきました。もっと早く行くつもりが遅くなってしまいました。
お食事処の営業も11月28日で終了しており賑わいも落ち着き、ノスタルジーさがあってこれはこれで良いなと思いました。
数日前まで扇風機を部屋で回していた程暑かったのですが、この日の天気はくもり、風があり冷たかったです。

見どころは去年まとめてしまったので、今回は違う角度からまとめてみようと思います。

去年のレポートはこちら↓
【レポート】延岡水郷やな―鮎やな―(2021)

鮎やなまで、堤防の下を歩いてみました。下の地図の赤い矢印の部分です。

緑で塗った道は堤防の上ですがほぼ車道で歩くには危険なので、堤防を下りて川沿いを行くのがおすすめです。

①大瀬橋の横

左側すぐが大瀬橋です。堤防の上から撮影しました。
前はここに鮎やながありました。
私の記憶では確か…と思って「延岡ガい~どマップ(初版:昭和61年)」にて確認しましたら、やはりここだったようです。

延岡ガい~どマップ

②鮎やなが遠くから見えるところ

遠くに鮎やなが見えます。
実はあまりここを通ったことがなかったので、こんなに道幅が広いのかと驚きました。散歩している方ともある程度距離を取ってすれ違うことができます。
犬の散歩にもよく使われているみたいです。のびのびできそう。

③到着!

だんだんとやなの水の音が大きくなってきて、わくわくしました。

延岡水郷やな―鮎やな―

桟橋

桟橋を進むと「おてす」と呼ばれる竹のすのこを見学することができます。
せき止められて勢いの増した川に作られている桟橋を通って行くのですが、なかなかスリルがあります。

おそらく散歩にいつも来られている方に話し掛けられて、この上(桟橋)を歩くとこの川の振動がすごく気持ち良いとおっしゃられたのを聞いてなるほどと思いました。
桟橋の上は足の裏も体も細かく水の轟音で揺れて、川と一体化したような気がしました。ついでに音で鼓膜も揺れて、だんだんと体から力が抜けていくような感じ。

その方は何度も桟橋を行ったり来たりしていたので、いつも散歩されている方ならではの楽しみ方だなと印象に残りました。

河原で立っているだけでも足の裏で振動を感じられて楽しかったです。

桟橋を渡った先で、鮎やなの音をとってきました。写真と合わせてお聞きください。
残念ながら体と共鳴する振動は伝わらないので、想像して頂ければと思います。

▶再生ボタンを押すと音声が流れます。音量にご注意ください。

おてす

この日はおてすに落ちた鮎を見ることができました。
風向き等条件が揃う日には、たくさんの鮎が見られるそうです。

まとめ

今年9月の台風14号で自然の恐ろしさを、特に身近な川に感じました。
あそこまで増水した川を見たのは久しぶりだったので、驚き心配しました。

自然の力は巨大で時にはあらがえない場合もありますが、川と暮らしてきた延岡を改めて感じました。

帰りながら、すごくいいところだなあと思いました。

鮎やな | 延岡観光協会
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書いた人:坂本真理

坂本真理

宮崎県延岡市生まれ。宮崎県立延岡西高等学校卒業後、京都市立芸術大学美術学部工芸科で染織を専攻し中退。2014年に帰郷。延岡市を中心に地域を深く考えたデザインを行う。延岡バックステージ、代表。

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延岡バックステージ
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