素晴らしい秋晴れとなった10月14日(日)に、延岡市天神小路の亀井神社で秋祭りである藩祖祭が行われました。
私は、この神社の奉仕会の一員として前日から準備に参加していました。
今回の奉納行事は、古事記の神話を題材にした朗読とベリーダンスだと聞いていたのでどんな祭りになるのかとても興味があり、楽しみでした。
神事は10時からでしたが、9時過ぎから藤蔭会の方々や近所の方が少しずつ集まり始め、境内はにぎやかになっていきました。
社殿横の石碑の前で伊藤俊郁宮司による神事が行われ、玉串奉奠の後、奉納行事です。
奉納行事は「聖地延岡から送る、天地創造~アメノウズメの踊り」と題して、荘厳な音楽と共に声優・俳優の池田知聡さんの朗読から始まりました。
池田さんの声が鳥の鳴き声とともに、境内に響きます。参拝者の方々も奉仕会の私達も皆、聞き入っていました。
池田さんの朗読が終わると、後ろからアメノウズメ役の東さんが現れて参拝者の方々の間を行き来しながら、天岩戸開きをテーマにしたベリーダンスが始まりました。
ベリーダンスは世界最古のダンスだと言われ、豊穣のダンスだそうです。
『ダンス』というよりもこれは『舞』だなと感じました。
タヂカラオ役の広瀬陽さんがダイナミックな動きで舞いながら、岩戸を開きます。足元は砂利と土だったのですが、安定感のある動きはさすが忍者集団のリーダーだなと思いました。
そして、アマテラス役の大久津美貴さんを含めた全員が登場しました。
今日の秋祭りのぴったりの奉納となり、たくさんの方によろこんでいただいてよかったです。
一番よろこんでいたのは、亀井神社の神様であったのではないかなと思いました。
寄稿:H.S
写真:後藤慎市郎
Manami Yildiz(東愛美)
ベリーダンスの世界的レジェンド、セル イルディズに師事。県内に多数の教室を持ち、インストラクター、ベリーダンサー、オーガナイザーとして県内外で幅広く活動中。
年間100件前後のショーをこなす中、毎年、海外や東京から有名ダンサーを招致しての自主企画イベントも行っている。
広瀬陽
宮崎市出身。ブレイクダンス歴15年以上の経験者。更に今話題の「パルクール」「トリッキング」「フリーランニング」の動きも取り入れ、技に磨きをかける。
宮崎オリジナル忍者ダンス集団「月読」のリーダー。
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大久津美貴
ベリーダンス暦7年。Manami Yildiz(東愛美)に師事。県内外でのお祭りやイベントで活動中。世界のトップダンサーを招聘したWSにも積極的に参加。
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