野口記念館 感謝の集いとコンサート
2019年5月12日(日)
開場 午後1時30分/開演 午後2時
場所 野口記念館
入場無料
お問い合わせ
延岡総合文化センター/野口記念館
0982-22-1855 火曜日休館
野口記念館のあゆみ
延岡市民に広く親しまれてきました野口記念館は、昭和30年(1955年)8月5日に開館しました。旭化成が創業30周年を記念して総工費1億円で建設し延岡市に寄贈。延岡市は市制施行20周年記念事業として受け入れ、旭化成初代社長・野口遵(したがう)氏の遺徳をしのんで命名しました。
当時の建築技術の粋を結集して造られた野口記念館は「九州随一の威容」と言われ、九州では福岡の電気ホールと並ぶ文化施設でした。全国的に見ても、音響効果がすぐれ、舞台装置に特別の配慮がなされた野口記念館のようなホールはわずかしかない時代です。
まさに画期的な文化の殿堂の誕生でした。
延岡では早い時期から、旭化成の「旭陽会(きょくようかい)」が文化的な事業に取り組み、市民の文化団体も活発に活動しており、中央から最先端の芸術文化を吸収しようとする土壌がありました。その延長線上に野口記念館はオープンしたのです。
開館半年後には新たな鑑賞団体「延岡音楽協会」が発足し、国内外の一流アーティストによるコンサートやオペラ、バレエ、演劇などの公演を頻繁に開催します。終戦からわずか10年後の延岡には、質の高い”ハード(建物)”と”ソフト(中身)”の両面がそろい、市民が多様な文化に触れる環境が整ったのです。
それは、昭和60年(1985年)11月に開館した延岡市の「延岡総合文化センター」と、旭化成の「あさひ・ひむか文化財団」(現・旭化成ひむか文化財団)にも受け継がれていきます。
ちらしから引用
野口記念館は6月に閉館され、3年後には新施設「野口遵(したがう)記念館」として生まれ変わります。
「野口記念館 感謝の集いとコンサート」のちらし・ポスター・御招待券のデザインをさせて頂きました。
ちらしは、延岡市内の各所で配布されています。御招待券も配布場所にて配布されています。こちらは、枚数に制限があります。当日は御招待券がなくても入場できますが、こだわって作りましたのでよろしければお手に取ってご覧ください。絵はがきになっています。
※御招待券の配布は終了しました。当日の入場は、御招待券をお持ちの方が優先となります※
また、夕刊デイリーでは閉館を前に野口記念館に関する思い出を募集しているそうです。以下、夕刊デイリー新聞から引用です。
<応募先>夕刊デイリー新聞社「野口記念館と私」係
<住所>〒882-8577延岡市大貫町2丁目1302番地
<Eメール>d-pres●ma.wainet.ne.jp(●を@に変えてください)