今までのレポート↓
【レポート①】延岡城・内藤記念博物館に行ってみた
【レポート②】延岡城・内藤記念博物館に行ってみた~開館記念講演会と特別展~
今回は、内藤家とつながりのある亀井神社への道をご紹介します。
先日、延岡城・内藤記念博物館と亀井神社を結ぶ道が通りやすくなりました。お散歩におすすめ。
亀井神社
慶長19(1614)年9月25日に延岡城主の有馬直純公が城内鎮守として菅原道真公をお祀りしました。
延岡藩の藩主は、有馬に続いて三浦、牧野、そして内藤への移り変わります。内藤時代になって、関ヶ原の戦いの前哨戦となった慶長5(1600)年の伏見城の戦いで徳川家康のために城を守り、討ち死にした内藤家長・元長親子を合祀しました。
亀井神社のパンフレットより
毎年2月「梅祭り」、5月「天神祭」、9月「藩祖祭・秋祭り」を開催しています。
延岡城・内藤記念博物館から亀井神社へ
上記の地図に描いた赤線の通りに進むと亀井神社へ行くことができます。
延岡城・内藤記念博物館の遊歩道を通り、西側にある門を下りていくと亀井神社です。
写真でご紹介
延岡城・内藤記念博物館の東側入口前から、日本庭園を左手に奥の突き当たりまで進みます。
突き当たりを曲がります。そのまままっすぐ。
すると、右に蔵を利用した休憩所と駐車場が出てきます。壁に沿ってさらにまっすぐ奥に向かいます。
すると門が現れます。
後は、階段を下りていきます。
到着!
境内 内藤家ゆかりもの
石碑 英霊気節巌霜烈日
内藤家中興の祖といわれる内藤家長・元長親子を讃えたものです。明治32(1899)年に旧藩士らによって建立されました。
高さ2m15cmの北川町産の巨大な紅渓石におもて面には「英霊気節巌霜烈日」の文字、うら面には家長・元長親子の功績が刻まれています。
碑の文字を書いたのは、「日本近代書道の父」と言われる明治時代を代表する書家、日下部東作(号・鳴鶴)。
五色椿 家長
境内の中央にある“咲き分け”のヤブツバキ。高さ10m、幹周り1m19cm。1本の木から、紅、桃、白地に紅の縦絞り、吹きかけなど様々な花が咲きます。
延岡城山ヤブツバキを楽しむ会の江藤奈保さんが、弓の名手であり容顔秀麗であった内藤家長公と亀井神社の五色椿の「凜としたたたずまい」が重なると、この椿の古木を「家長」と命名しました。
2019年度の日本ツバキ協会「優秀古木椿」第15号に認定されました。
五色椿「家長」の動画はこちらです↓
五色椿「家長」 再生リスト(Youtube) >延岡城・内藤記念博物館にお越しの際は、ぜひ亀井神社にもどうぞ!
おまけ
亀井神社の御守、学業成就御守4種を2015年にデザインさせて頂きました。
お正月初詣の際に、亀井神社にてご覧頂けると思います。
(おわり)